成長期の突然の膝の痛み。
それ、オスグットかも!!!!!!
今回は、そんなオスグットの症状・原因・対策についてお話ししていきます。
オスグットって何?
オスグッドとは、正式にはオスグッド・シュラッター病と言われ、スポーツをしている小中学生の膝に頻発するスポーツ障害です。
太ももの前にある大きな筋肉(大腿四頭筋)はお皿の骨(膝蓋骨)を覆って、そのまますねの骨(脛骨粗面)に付着します。
オスグット病は大腿四頭筋腱の付着部である脛骨粗面が引っ張られることによって剥離骨折を起こしたり、炎症を起こして痛みが出てしまいます。
〇症状
患部の痛みに加え、脛骨結節の隆起、腫脹、熱感などがみられます。
スポーツなどの活動中に痛みが発症し、安静時には痛みが落ち着いていることが多くあります。
オスグットってどんな状態?
膝を伸ばす動作は、大腿(太もも)の前面にある筋肉「大腿四頭筋」が収縮し、膝のお皿の下の骨「脛骨結節」を引っ張ることで起こります。
しかし、成長期の子どもは、まだ軟骨の部分が多くて弱いため、筋肉が繰り返し骨を引っ張ることによって軟骨の一部が剥がれて、腫れや炎症を起こしてしまうのです。
オスグットになる原因は?
オスグッド・シュラッター病は成長期に一時的に認められる病気とされ、通常では成長を重ねると共に自然と治癒していくことも多い疾患です。
オスグッド・シュラッター病に伴う症状は、通常であれば数週間から数カ月後の間に軽減していくことが多く、激しい運動や、深く膝を屈伸する動作などを避けることが症状の軽減に繋がります。
症状の悪化を回避するために、大腿四頭筋のストレッチ、患部のアイシングなどが指導されます。
疼痛症状がひどい際には鎮痛剤の服用や湿布を使用なども行われます。
症状が落ち着けばスポーツ活動や運動動作を再開することも可能です。
スポーツする前後に出来る限りストレッチやアイスマッサージをする、そして膝にベルトなど固定具やテーピングをするなどの対策も推奨されます。
※大腿四頭筋のストレッチ
博多足改善センターでの考え
一般的には安静にして炎症を抑えれば痛みは消えていきます。
しかし、無意識に膝に負担がかかったりするような癖や歪みがあるとなかなか改善されなかったり、繰り返すことも考えられます。
博多足改善センターではどのような治療を行なっているのか説明します。
オスグットと言っても痛みがあるところだけに原因があるわけではありません。
足の形状や、歩き方など原因は様々です。
なので、私たちは身体全体を検査し原因を調べていきます。
実際に痛い部分はそんなに悪かったり硬かったりしないのに離れた部分が硬かったり、反対側が硬かったということは多々あるのです。
当店の特徴はまず全体のバランスを検査する所にあります。
※お身体の状態・原因によってお身体が良くなっていく期間には個人差があります。
トントン療法
当店独自の整体法で、体表からトントンと指先で体を叩くことで内部の循環を良くして体の歪みを改善していきます。
非常にソフトな施術法なので子供からお年寄りまで安全に受けていただくことが可能です。
特に急性期の痛みが強いときはあまり強い施術をすると、逆に体力を削るので逆に痛みが増すことがあります。
弱い刺激で負担なく体を改善するのが重要なポイントになります。そういった意味でこのトントン整体法は画期的な施術法だと言えます。
急性期から慢性期までの幅広い症状に適応しています。全体の検査+トントン整体法の2軸で施術することで症状を根本から改善することが可能なのです。
最後に
大会が近い、どうしてもスポーツを続けないといけない。
痛みを抱えながらスポーツをするのは辛いものです。体を整えつつ痛みを取り除いた後はパフォーマンスのアップまでいたしますので、無理せずいつでもご連絡ください。