歩行時に足の指の付け根が痛くなる・・・それはもしかしたら中足骨骨頭痛かもしれません
中足骨骨頭痛の原因
人の足は橋のようにアーチ状になっており、歩いてる時の足の着地時にそのアーチの形によって重力の衝撃を吸収分散するという優れた機能があります。アーチは三種類あります。
そして中足骨骨頭痛の原因として三種類のアーチのうちのひとつ「横アーチ」が消失してしまっているケースがよく見られます。
本来人間は歩くときに足の指で地面を掴んで歩くのですが、運動不足や足に合わない靴、先端の尖ったハイヒールなどにより、足の指を使わないで歩くことが続くと、足の指の筋力が徐々に落ちてしまい、結果として横アーチがなくなってくるのです。
横アーチがなくなってくると足の指が使いにくくなり、歩くときや立っているときに足の指が少し浮いてしまう浮指という状態になったり、開帳足と呼ばれる足の裏が平坦になってしまう状態になってきます。
このようにして足の変形が進むと歩行時の着地の衝撃をうまく吸収できず、平坦な形の足にストレスが断続的にかかり続けることになり、中足骨骨頭痛になっていくのです。これが中足骨骨頭痛の主な原因です。
また中足骨骨頭痛はタコやウオノメを併発すると痛みが更に強くなるという傾向があります。
一般的な治療方法
安静
横アーチが崩れ中足骨頭に体重が過剰にかかっていることで痛みが発生しているので、その負担を軽減することが何より重要になります。
そのような足のまま運動をハードにやる方は、休養を十分にとることが必要です。
ストレッチや筋トレ
横アーチの復活のために足裏にある筋肉群をしっかりと使えるように、柔軟性をつけたり筋力トレーニングすることは、アーチ機能を補助するためにも効果的です。
ここではご自宅でもできる簡単な例をご紹介します。
・立った状態で壁に両手をつき、体は真っすぐを維持したままで腕を曲げ壁に近づいていきます。ふくらはぎを伸ばす感じでストレッチをします。
このとき鼻から3秒で吸って口から5秒かけて吐くという呼吸をするのがコツです。吐いた時に筋肉がストレッチされていきますよ。
次に足指と足の裏の筋肉のトレーニングを下の写真のように行います。
グーパーをゆっくり5秒ずつ、それを5セットを目安にやりましょう(難しい方は出来る範囲で大丈夫です)。
インソールやテーピング
インソールやテーピングで足のアーチの形成を補助して痛みの出ている患部のストレスを減らしていきます。
博多足改善センターのアプローチ方法
博多足改善センターではそのようなアプローチの他に中足骨骨頭痛になってしまった「本当の原因」を見つけていきます。
というのも我々の施術の考えとして、患部だけに100%原因があるとは考えていないからです。
中足骨骨頭の痛みが出ている患部だけではなく、全身の関節、体の歪み、筋肉、内臓などの状態を詳細な問診や検査で見ていくことにより根本的な原因を探して施術を行い、痛みや不調を改善させていきます。
そうすることによって再発防止やパフォーマンスの向上など根本的な解決に繋がっていくのです。
最後に
今回は中足骨骨頭痛の原因や治療法などの説明でしたが、症状が出てきたらなるべく早く適切な処置をしていく事が早期改善の鍵となります。
どこに行っていいか分らない、今までいろいろ治療してきたけど再発しなかなか良くならない・・そういったお悩みがありましたら迷わず私たちにお任せください!
博多足改善センターでは、そのようなお悩みを早期改善する事が可能です!