肉離れとは?
肉離れとは筋断裂とも言われていて急に無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。
肉離れのほとんどが下肢の筋肉に起こります。特に多いのがハムストリングス(太もも裏にある筋肉の総称)や大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)内転筋(内ももの筋肉)腓腹筋(ふくらはぎにある筋肉)などになります。
肉離れの原因は?
肉離れは、筋肉が縮もうとしている時に反対に伸ばされる力が加わった時にその力に耐えれなくなって起きます。
そして多いのが筋肉の柔軟性が低下して起きてしまっている事。しっかりと柔軟性があれば対応できるので、普段からケアは怠らないようにしましょう。疲れが溜まってきて筋肉が硬くなっても起きやすいので、追い込みすぎないようにするのも大切です。
肉離れの症状は?
受傷時には「ブチッ」「バチッ」という断裂音を自身で感じることもあり、そこから痛みを伴います。
この断裂音が聞こえた瞬間に強い痛みが襲ってきます。痛みも種類があって肉離れで痛む場合は、ストレッチのように伸ばした時、外部から刺激を加えるように押した時、患部に力を入れた時の3パターンがあります。
見た目も腫れや凹み、内出血なども起きるので見ての判断もしやすいのかなと思います。
一般的な治療法
肉離れを起こした際の応急処置としてはRICE処置(Rest=安静、Ice=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上)が基本です。
またやっていけない事として、お風呂に入る、お酒を飲む、無理に動かすなどがあります。お風呂やお酒は血流の流れが良くなった結果炎症を悪化させてしまう可能性があります。
無理に動かすことも辞めましょう。肉離れは癖になるので良くなっていってる時こそ油断は禁物です。
スポーツに復帰するには、問題がない方と同じようにストレッチができるようになることが目安とされることが多いです。
当店でアプローチ方法
当店では、肉離れの患者さんに対して患部だけを施術するということはありません。
なぜならば、主訴ではなく他の部分にも問題があると考えているからです。
例えば足首が原因でハムストリングスが硬くなって肉離れが起きる可能性があります。足首を下に向けた時にふくらはぎの筋肉が働きます。
足首が硬い、又は上手く使えてなくてふくらはぎが硬くなるとそれに合わせてハムストリングスも硬くなります。その結果肉離れが起きてしまいます。
他にも立っている時の重心が後ろにあるとハムストリングスが硬くなります。この原因が足首だったり体幹が弱くてなっている場合があります。
上記のように必ずしも問題が起きてる部分だけをやって良くなる訳ではないです。
このように、当店では肉離れが起きた部位だけでなく、体全体の検査を行い、「他にも問題ないか?」を探して施術をしていきます。
最後に
肉離れはスポーツ全般で高確率で起こる症状になります。一番はならない事ですが、繰り返さない事も重要になっていきます。
大好きなスポーツを続けられるように、当店もしっかりサポートしていきます。まずは当店にご相談ください!