膝下O脚を改善して、見た目も健康も不安をなくしましょう

膝下O脚を改善して、見た目も健康も不安をなくしましょう

減量を行い、上半身が瘦せても下半身が変わらないようなお悩みは実際に少なくないです。O脚にもいくつか種類があり、その中でも「膝下O脚」と関係があるかもしれません。今回は膝下O脚について詳しく書いていこうと思います。

膝下O脚の特徴

女性の7割がO脚で悩んでいると言われていますが、その中の一部は膝下O脚(XO脚)も含まれます。両膝と両足首を出来るだけ近づけた際にふくらはぎに大きな隙間が出来るのが特徴です。
ほかにも、ふくらはぎが外に張っている、太股の前側の張りがあるといった体型の悩みがある人も膝下O脚の可能性が高いです。

実は膝下O脚の場合は痩せたり揉んだりしても上に書いたような症状は改善が困難です。足のむくみなどとは違い、膝下O脚は、腰と足首の関節や筋肉の柔軟性が大きく関わってくるので、そこを整えることが重要になってきます。

脚の役割

二足歩行で生活する限り歩いたり走ったりなど、どうしても足に負担がかかります。そのため人には足の構造や筋肉の役割により、着地による上からの衝撃を前に進む力に変えるメカニズムがあります。

どんなに凸凹な道や、坂道でも体は真っ直ぐを保っています。下り坂や上り坂でも体が真っ直ぐでいられるのは、足場の状況や体の傾きに合わせて足首の関節が柔軟に動き、筋肉を使って傾かないように支えているからです。
足の指は特にバランスを保っていられるように、親指は体を支えたり歩く時の馬力として、小指は体が横にぶれたり倒れたりしないように重心をコントロールしています。

このように体を支えている足関節の動きが悪くなったり、変形や筋力の低下によって体を支える為の正しい足の使い方ができなくなります。
すると、体はバランスを補うために無意識のうちに他の筋肉を使い始め、間違った筋肉によって別の歪みを引き起こしそれが肩コリや腰痛などの不調や筋肉の張りによる見た目の変化へつながってしまいます。

正しい姿勢と膝下O脚の姿勢、違いは何か?

膝下O脚の人はどんな姿勢になってしまっているのか、チェックしてみましょう。

・膝の内側 - 内くるぶしがくっつかない

・足が内側に捻れ指先でふんばれず、重心が外側にある(靴底がいつも外側が減る)

・膝が曲がっている(仰向けで寝た時に膝裏が床につかない)

・骨盤が後傾、もしくは前傾している(下っ腹がでる・反り腰など)

・猫背(スマホ首など)

足首の歪みをカバーする為に膝が歪んでしまい、膝の歪みをカバーする為に骨盤が歪んでしまう。このように1つの歪みを補うために体全体が歪んでいき、様々な症状や悩みが出てきてしまいます。

どのように改善させるのか?

 

膝下O脚は長年の足の歪みなどが原因で起こります。そのため、膝下O脚を改善させるために必要な事は、生活習慣や歩き方の見直し、筋トレなどが必要になってきます。
筋トレで使い方を修正する部位は、骨盤や股関節、膝、足首、肩などです。また、症状がひどく即効性を求めるなら矯正用靴などグッズも併用します。

当院では、正しい筋肉の使い方や歩き方を改善する事によって本来使わないといけない筋肉をしっかり使えるようにして、代償動作で負担になっている個所を軽減していきます。本来使わない筋肉の張りを緩めていく事で脚にある歪みを改善させていきます。

正常な脚の場合、足の指や足指の関節、土踏まずの部分はアーチ状になっています。しかし外反母趾や浮き指などがあるとうまく足の指に力が入りません。
O脚は脚の歪みが膝や腰、骨盤に伝わることで起こるため、骨盤を中心に左右の足に均等に体重がかかるようにバランスを整えるような施術を行なっていきます。

つまり、膝下O脚を改善するには足だけの問題ではなく、歩行や体の使い方など生活面で意識していく必要があります。
きれいな脚にするためにどうするのが良いのかわからない時は、是非当院へ一度ご相談ください。