重複爪を早めに改善し、巻き爪の予防をしましょう

重複爪とは

重複爪とは爪が厚くなる状態のことで、肥厚爪とも呼ばれます。その中でも「厚硬爪甲」と「爪甲下角質増殖」の2種類に分類することができます。

厚硬爪甲
新しい爪と古い爪が重なって厚くなる状態。足の親指の爪に症状が現れます。

爪甲下角質増殖
爪の角質が増殖して厚くなる状態。足の親指以外でも症状が現れます。

重複爪になる原因

・厚硬爪甲
一般的に多い原因は深爪です。深爪になると指先の軟部組織が露出し、重力による圧がかかると軟部組織が盛り上がっていきます。その下から新しい爪が生えていくことで重複爪となります。

また、事故や怪我などの外傷でも起きることが多いです。爪の上に物を落としたりなど衝撃が加わると、爪甲に覆われている軟部組織が露出し重力による圧がかかると軟部組織が盛り上がってきます。

・爪甲下角質増殖

爪甲下角質増殖の原因は爪水虫からなってしまうことが多いです。爪水虫は痒みはありません。初期症状は爪の表面の変色と、爪の表面がでこぼこするようになります。
その後、爪が白くなり、厚くなって空洞になることもあります。その状態を放置してしまうと爪の下の角質がどんどん厚くなり、爪がもろくなって砕けやすくなります。

また、外反母趾やハンマートゥも原因の一つです。立位や歩行時、ランニング時に地面に強く接し、下から圧迫が強くなり、指先の先端部分の皮膚が角化して硬くなり、爪も厚くなります。

重複爪にならない為に

爪は外からと内からのケアをしっかりする必要があります。外からの衝撃や乾燥は日頃のケアと靴選びで解消できます。内側のケアとしては栄養、特にタンパク質、それ以外にもミネラルが必要です。

亜鉛、カルシウムを摂取することが難しいようであればサプリメントなどで補いましょう。重複爪になると改善するまで時間がかかるので最低1年から2年くらいで徐々に爪が変わってくるのでそれまで気長にケアをしながら経過をみていきましょう。

博多足改善センターの施術

重複爪はまずは状態をみて形を整えることから開始していきます。古い爪を取り除くと爪への血流が改善し、爪が正しく伸びていきます。ただ重複爪は処置ができたからといってすぐに改善されるわけではありません。

まずは重なっている爪や皮膚の状態を確認していきます。特に問題がない場合は施術を始めていきます。重複爪の中でも約半分くらいの割合で巻き爪になるケースもあります。その場合はワイヤー矯正をおすすめしており、巻き爪の痛みがある場合はワイヤー装着後には嘘のように痛みから解放されます。 

巻き爪がない場合も表面の厚みをグラインダーという爪の表面を削る機材で削っていき重なっている爪を取りやすくしていきます。

まとめ

重複爪は状態によっては改善まですごく時間がかかる症状であり新しい爪に生え変わるまでは油断出来ません。ただ自然に治ることはなく、放置しておくと爪が巻いてきたりなど痛みが伴うケースもあります。

症状が悪化してしまうとそれだけ治療も難しくなるので気になれば早めに博多足改善センターに来店していただければしっかりと対応し改善まで導きます。一緒に頑張っていきましょう!