内反足は再発してしまうので、予防することが大切!!

内反足は再発してしまうので、予防することが大切!!

内反足とは!?

内反足とは足が内側に強く沿って変形してしまう疾患です。主として距骨に形態異常があり、さらに踵骨が距骨の内側にもぐり込む異常により 4つの骨(踵骨、距骨、舟状骨、立方骨)の配列が悪くなり、変形をきたしていると考えられています。

片足だけ、両足なる方もいます。先天性のものが多く約1000人に1人の割合と言われています。男女比で見ると2:1で男生の方が多く見られます。放っておくと足の甲で歩くようになり歩行、走行が困難になってしまうのと内反小趾にもなってしまうので早目に良くすることがおすすめ。

内反足の種類

1,尖足(せんそく)→足が下を向いている

2,内反(ないはん)→足の裏が内側を向いている

3,内転(ないてん)→足の先が内側を向く

4,凹足(おうそく)→足の裏側がへこんでいる

他に異常を合併しないいわゆる特発性先天性内反足と、先天性多発性関節拘縮症や、 二分脊椎、下肢の奇形などに合併する難治性の先天性内反足があります。

内反足の原因は?

・股関節に問題がある

股関節が内旋と言って内側に入ってしまうとそれに合わせて膝→足首が内側に向いてしまいます。後は骨の配列に異常があったり生まれた時から靭帯が短いなどがあります。

ですから骨盤周り股関節周りをできる限り正常にして、少しでも足の負担を軽減してあげる必要があります。筋力をつけることはもちろん大切ですが、姿勢を正しくして正しい体の使い方を体に覚えさせることが一番予防につながると考えています。

内反足はどうしたら良くなるか?一般的な方法

まずは保存療法(手術をしない方法)で治療していきます。徒手療法→ギブス療法→デニスブラウン装具の順番で行っていきます。

・徒手療法

先天性内反足の治療はなるべく早期に変形を矯正し、それをいかに⻑く維持していくかということになります。 治療開始時期は早ければ早い程良いですが、児の全⾝状態また⺟の状況を考えると生後 1〜2 週以後に本格的矯正を開始することが多いです。

距骨とその周囲筋群との配列異常の矯正をしていきます。年齢が低ければ足の骨周囲の靭帯や関節包などがまだ柔らかいので矯正効果は大です。

・ギプス療法

足を優しく正しい位置に矯正していく方法です。ギプスにより変形矯正を週1、2回の頻度で4週間程度行うと靭帯がリラックス状態になり、骨の正しい位置での成長を促していく事が出来ます。

・デニスブラウン装具

https://www.po-tamura.com/users/child_kashi(株)田村技師製作所より引用

特徴は矯正の効果を維持するのと、筋肉の萎縮を防ぐために使うのと足関節を動かす事を許容する事です。足関節を動かす事で下肢の筋肉の萎縮を防ぎ予防します。タイミングは約70度の外転が得られるまで矯正後デニスブラウン装具に変えます。

・重症度によっては手術も必要

重度の場合は徒手療法では限界があります。生後2~3日の子に徒手療法だけで完全治癒する確率は約15%と言われています。仮に徒手療法を行ったとして、変形が残る場合も手術が必要になります。その他、尖足型の内反足の場合手術が必要な場合もございます。

当院の施術方法

当店の施術は非常に優しい「トントン整体」を行っており、「循環を良くして、回復力を高めて良い方向に導いていきます」お客様のお体に負担なく、ベストな刺激で施術を行っています。

まずは身体のバランスを整えて、体が変化しやすい状態を作って行きます。筋力が落ちていても神経の流れや循環が悪いと正しい状態に復活しにくいのです。むりやり外部から強制してその時は良くても戻ってしまうという方はこの維持する力と回復力が体の歪みによって落ちているという事が考えられます。

ですので当店はいきなり足の調整をするのではなく全体の調整特に足に影響を与えている部分の調整をするということから始めます。そうすることが一番最短で改善することにつながると言えるのです。最初は何をされているか分からないぐらいの軽いタッチの矯正法です。

内反足の方は初め「痛いのでは?」と言う不安を抱えている方も少なくありません。トレーニングも含めてとてもソフトなので子供からご年配の方まで安心して受けていただけます。

まとめ

内反足は再発してしまうのが有名です。何より早期良くしていくことと、予防がポイントになります。将来何不自由なく歩けるように早めに処置してあげましょう!

諦めないことが第一です。どこへ行って良いか分からない、どこ行ってもよくならないという方も是非一度ご来店ください。初回で見てみておおよそ変化可能か無理そうか、ここまでなら行きそうという判断ができますので、通う通わないの判断の前にお話しだけでも聞かせていただけたらお力になれると思います。