当院には、足裏のマメが同じところにできるから、どうにかしたいと来られる方が定期的に来られます。原因としては様々あります。
繰り返すのでどうにかしたいという事で来院されます。詳しく説明していきます。
足裏のまめとは何か
足裏のまめは、皮膚の一部が摩擦や圧力によって水泡が出来、硬化した状態をいいます。まめは一般的に足裏や足の指の間など、靴との摩擦が多い部位で発生します。
まめの主な原因は、以下の要素が関与しています。例えば靴との摩擦が激しい場合や足の動きによって摩擦が生じると、その部位の皮膚が刺激を受けます。
結果として、その部分の皮膚が硬化し、まめができることがあります。
足裏のまめができる主な原因について詳しく説明します。
長時間の摩擦や圧力: 靴や靴下との摩擦や足の部分的な圧力が長時間続くと、足裏の皮膚に刺激が与えられます。
この摩擦や圧力により、皮膚が硬くなり、まめが特に長時間の歩行やランニング、靴のデザインやサイズの問題が原因となることがあります。
歩行パターンの問題: 歩行パターンが正しくない場合、足裏に不均等な圧力がかかる、まめが可能になります。
例えば、歩行時に特定の部位に過度の負荷がかかる場合などもあります。
足のアーチの問題: 足のアーチには、足底筋膜や足底靭帯などが関与しています。足のアーチが弱くなると、足裏に圧力がかかり、まめができやすくなります。
これは、足底筋膜炎や扁平足などの状態が原因となる場合があります。
靴の選び方や使用方法:靴の選択や使用方法がまめの発生に関与することもあります。 正しい靴のサイズやフィット感がない場合、足に圧力や摩擦がかかり、まめができやすくなります。
また、細い靴や硬い素材の靴を長時間履いてもまめの原因となるのです。
個人の生活環境や生活習慣: 個人の生活環境や生活習慣もまめの発生に影響を考慮する要素です。
例えば、長時間の立ち仕事や重い荷物の運搬、運動不足、肥満、筋力のバランスの乱れなどがまめの発生に巻き込まれることがあります。
まめの予防のためには、以下の点に注意することが重要です。正しい靴を選ぶ:足にフィットし、正しいサイズとクッション性を持つ靴を選びましょう。
歩行パターンの改善: 歩行時に均等な圧力がかかる歩行パターンを意識しましょう。
足のアーチのサポート: 足底筋膜や足底靭帯を強化するエクササイズや適切なサポート用具を利用しましょう。
適度な休息とストレッチ: 長時間の立ち仕事活動や後には、足に適度な休息とストレッチをあげましょう。
正しい体重管理と運動: 健康的な体重を維持し、適度な運動を行うことで、足への負担を軽減できます。
足裏のまめに悩んでいる場合は、整体院や足の専門家に相談し、適切なケアとアドバイスを受けることをおすすめします。
一般的治療
通常は、2~3日でマメの中の水分が吸収されるのですが、良くならない場合は針などでつついて中の液を出します。
そのあとは菌が入らないように、傷をふさいだ後にテーピングなどで保護します。
繰り返し起こり、皮膚が厚くなった場合は削ったりします。同じところによくできる方はそのたびに繰り返します。
当店の考え方
繰り返しまめが出来る場合は、足の重心や歩き方の癖が原因となっています。骨盤や首と言った一見足とは関係なさそうなところが意外な原因となることもあります。
足の適切な位置に上半身の重さが乗るのが正常ですが、上半身のバランス(特に骨盤と首)が悪いと上半身の重さが乗る場所がズレます。
これが、歩き方や足の歪みに繋がります。もちろん歩き方を意識していくことは大事です。
当店は、しっかりと良くしていきたい方向けに、歩き方などセルフケアをお伝えしております。早く良くなるために、しっかりとカウンセリングと検査をしていきます。
まとめ
まめが同じところにできるのは、体からのサインです。まめだけでなく周囲の関節の変形まで移行している方も多く診てきました。
まめだからと軽くみずに、しっかりと体から良くしていくことをお勧めします。当店では体の悪い所と関連した足への負担部分を検査していきます。
その他、歩行指導などの生活指導も行っています。一緒に良くしていくお手伝いが出来たらと思います。