股関節が痛い!!それ、変形性股関節症かも!

股関節が痛い!!それ、変形性股関節症かも!

立ち上がった時や歩き始めた時に、脚の付け根に痛みが出たり、動かしづらいといった事はないでしょうか?

その原因は変形性股関節症かもしれません。

放っておくと常に痛い、寝ていても痛くて起きてしまう、日常生活の中では靴下が履きづらい、屈む姿勢が困難になるなどあらゆる生活の場面で支障が出てしまいます。

この記事で変形性股関節症について理解を深めて、当院の施術でどうアプローチしていくかをお話します。

変形性股関節症とは

まずは股関節について説明します。

股関節は大腿骨寛骨臼というお椀型の骨に、大腿骨頭と言われる骨の先端にあるボール状の部分が収納されている形状になっています。

この2つが上手く動く事により、股関節がスムーズに動かせるようになっています。

変形性股関節症は、股関節の骨が変形してしまったり、軟骨がすり減ってスムーズに動かなくなる事で起きてしまいます。

軟骨は骨と骨のクッションの役割を果たしています。

その為、軟骨がすり減ると骨と骨が直接当たってしまい、結果、股関節に痛みや動きの制限がかかってきます。

悪化すると安静にしていても痛みが出てしまいます。

変形性股関節症の原因

変形性股関節症には1次性2次性があります。

(1)1次性股関節症とは?

加齢や慢性的な刺激によるもので、明らかな原因がないものを1次性股関節症と言います。

1次性股関節症には加齢、性別、筋力低下、膝・足部の変形、肥満、スポーツや職業による股関節への負担、遺伝などが挙げられます。

性別や年齢で見ると50歳以上の女性に多い傾向が見られます。

これは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下するためと言われており、その影響で骨が脆くなってしまう為と言われています。

(2)2次性股関節症とは?

原因となる疾患に続けて発症する症状のものを2次性股関節症といいます。

中でも特に臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)といわれる病気が原因で変形性股関節症になってしまう事が多いです。

臼蓋形成不全は先天性の病気の1つです。

股関節はお椀型の骨に、ボール状の骨がはまって動くのですが、お椀の深さが浅くなってしまうことで、ボール状の骨が上手くはまらず、骨同士がぶつかり合って痛みが出てしまいます。

その他にも痛風や関節リウマチ、O脚変形、外傷で見ると半月板損傷、靭帯損傷、膝蓋骨脱臼など様々な疾患がきっかけで変形性股関節症は起きてしまいます。

一般的な治療法

一般的な治療法としては、保存療法手術療法があります。

保存療法とは簡単に言うと手術をしないで治療していく方法です。

主に運動療法、装具療法、温熱療法、薬物療法などがあります。

1)運動療法

股関節周辺の筋肉をトレーニングしたり、温水プールで歩行するのも関節の負担が少ない上に股関節回りの筋肉を鍛えられるのでオススメです。

2)装具療法

不安定になってしまった股関節を安定させるために、腰や太ももに装具をつけて負担を減らしていきます。

3)温熱療法

温めたパックを用いて15~20分程度温めます。

4)薬物療法

関節の炎症を抑えていきます。湿布や軟膏などの外用薬も併用する場合があります。

ただし、変形を良くする効果はありません。

また手術療法も様々ありますが、具体的に3つあげていきます。

1)関節鏡手術

関節内に内視鏡を入れ治療するものです。

炎症が起きている部分を切除したり、痛みの原因になっている軟骨のかけらを取り除いたりします。

病気の進行を遅らせる事が出来るのが特徴です。

2)骨切り術

骨の一部を切り取り、それを移動させる手術です。

これにより大腿骨全体が臼蓋に覆われるので、軟骨が擦り減りにくくなり長い間関節が維持できるようになります。

3)人工関節手術

変形して傷んだ関節を切り取って、人口の関節に置き換える手術です。重症の患者さんに行います。

当院のアプローチ方法について

当院では、変形性股関節症に対して股関節だけ施術するという事はしません。

理由としては、原因が股関節以外の場所にもあると考えているからです。

例えば歩き方。

足、膝を外側に向けて歩く癖がある→股関節が必要以上に外側に行く→お尻の筋肉が緊張、硬くなる→痛みが出たり、動かしづらくなる。

お尻には股関節の動きに関する筋肉がたくさんあります。

使い過ぎたり、逆に使わない状態が続くと、股関節の痛みに繋がります。

他にも背骨が原因となる方もいます。

ずっと座って姿勢が悪い→本来動かなければならない背骨が硬くなる→腰が丸くなって、必要以上に腰に負担がかかる→お尻回りの筋肉も硬くなり、神経も圧迫する。→股関節に痛みが出る。

腰から様々な神経が下半身に通ってるので、負担を掛けると股関節にも影響が出てしまいます。

このように痛みが出ている部分だけではなく、身体全体のバランスを見て、股関節の痛みを出している根本的な原因を見つけて、しっかり施術をしていくスタイルになります。

最後に

変形性股関節症は、放っておくと確実に日常生活に影響が出てきます。

旅行や運動など、自分がやりたい事を我慢している方もいらっしゃると思います。

「もう駄目かも・・・」「手術するしかないのかな・・・」と諦めかけている方、ぜひ一度当院にお越しください!全力でサポートしていきます!