看護師さんに見られる足のトラブル
現場の最前線で働く看護師さんには肉体的、精神的にも「ハードワーク」という言葉がピッタリな職業だと思いますが、看護師さんにはどういった不調や不具合があるのかを説明していきます。
看護師さんに多い足のトラブル3選
・膝の痛み
日々の仕事で常に動き回り患者さんを車いすやベッドに移乗させたり、いろんな介助の姿勢は中腰で行う事が多くなるので膝関節に強い負担がかかり膝を痛めてしまいます。
ひどくなると膝の軟骨が擦り減り、悪化すると歩行で荷重がかかるたびに痛みを感じるようになります。
・足底筋膜炎
足底筋膜炎は寝起きの第一歩や座った状態から立って歩き始めた時に踵が痛くなるのが特徴的です。
看護師さんでいうと例に挙げれば足に合わないナースシューズを履いて長時間の立ち仕事をしてる事により、足に疲労が溜まりやすくなります。
合わないナースシューズは足裏アーチの働きが制限されてしまうので制限され続けると足裏の筋力が弱くなり扁平足になります。
扁平足になると足裏の筋肉である足底筋膜にストレスがかかり足底筋膜炎になるのです。
・外反母指
外反母趾とは足指の変形のことで、足の親指が隣の指の方向へ曲がってしまう状態の事をいいます。
親指付け根の関節が大きく出っぱっているので靴にあたり痛みや炎症を引き起こし、最悪な場合、歩行困難の原因になります。
さらに悪化すると、親指の関節が半分脱臼した「亜脱臼」になり、手術が必要となってしまいます。
親指が靴の先に当たって圧迫を受ける影響で、親指が一番長い人や、先の細い靴を履く女性になりやすいです。
特に40代から増加すると話していましたが、合わないナースシューズや先の細い靴を履くことで、20代~30代の女性にも増えてきているそうです
対策と気軽に行えるセルフケアをご紹介
・膝の痛み・・・大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前にある筋肉がポイントです。仕事の合間や自宅でテレビを見ながらでもできるような、お気軽エクササイズが効果的です。
やり方としては両足を伸ばして座り膝の下に丸めたタオルやクッションをいれます。次に膝の下でタオルを押しつぶすように力を入れていきます。
これを10秒×10セットを1セットとして3セット行ってみましょう!・足底筋膜炎・・・足にフイットしたナースシューズを履くという事がとても大切になります。
職場指定のナースシューズを履かなければならない場合は先ほども出てきたインソールを入れて足の形を合わせるという方法もあります。
インソールは足が持つクッション性を向上させ足にかかる圧力を分散させ足元を安定させてくれる働きもしてくれます。
ゴルフボールを足裏で適度な圧をかけて行うのも良いです。ふくらはぎのマッサージやストレッチも効果的です。
・外反母趾・・・靴選びのポイントは足底筋筋膜炎と同じです。更に横幅が広めの物が好ましいです。
大きすぎる靴は禁物で指先が自由に動く、親指を内側(指が曲がっている方向)へ押し付けないというのが重要なポイントです。
エクササイズとしては足の指をグー形で5秒、パーの形で指を広げた形を5秒を1セットとして、まずは3セットからはじめましょう。
次にタオルギャザーと言ってタオルの上に足を置いてタオルを指で手繰り寄せるように指先で掴みます。これを1日3~5回行います。
博多足改善センターでの看護師さんへのアプローチ
博多足改善センターでは、お身体の状態を把握するために独自の問診と全身の検査で不調の原因を究明していきす。なぜ全身の確認をするのか。
それは、不調の原因となっているものは、不調の出ている患部だけではないことが多いからです。
ゆえに不調の出ている患部だけの施術では根本原因を取り除くことができないので、繰り返し再発してしまう結果になるのです。
腰の不調を一例にすれば、腰痛が出ているからといって腰だけの施術をするのではなく、腰を支えている骨盤や関節、重心に影響する頭部の位置などが重要になってきます。
この様に、全身の状態を把握し、根本原因を取り除いていくことで繰り返しの少ない状態で日々過ごしていただけることを目指していきます。
最後に
今回は、看護師さんに見られる足のトラブルや不調について詳しく説明していきましたがいかがだったでしょうか?
足の不調は、体のバランスを整える事により血液循環が改善して辛い思いをしている痛みが少しでも早く引いていくかもしれません。
また足のトラブルや不調があっても我慢して放置している方も多くいると思います。症状を長引かせない、慢性化させない為にも早期発見と早期の対応が重要になります。
足の不調が慢性的に続いているお悩みでしたら、是非博多足改善センターにお任せください。