01:サッカーに多い怪我
・足関節捻挫
ジャンプで蹴る時、着地時、タックルされてバランス崩れる時、軸足、グラウンド状況など…様々な場面で起きてしまう怪我になります。サッカー経験者としても一番よくある怪我だなと思います。
・打撲
接触した時などに起こる筋肉の軟部組織の損傷です。傷口が出来る訳ではなく、内出血は良く起こります。どうしてもコンタクトスポーツなので捻挫同様起きやすい怪我になります。
・肉離れ
急激に筋肉が収縮されると筋膜や筋繊維の損傷・断裂が起こる事を指します。特徴として、太ももの表裏、ふくらはぎなど下肢に良く起きます。ダッシュ、ジャンプ時など瞬間的に力が入る時に起こりやすいです。
02:一般的な治療法
一般的にはRICE処置が行われます。
・Rest【安静】
まず大事なのは無理に動かさない事です。ただ横になるだけではなく炎症が強い場合は冷やすなどして、動かさずに対応していきましょう。たまに大丈夫か動かしてみたり、押してみたりしたくなる気持ちは分かりますが2~3日は最低でも耐えましょう。
・Ice【冷却】
ビニール袋などに氷や氷水で冷やします。冷やす事で血管収縮が起きます。それにより腫れや内出血を抑える事が出来ます。20分~くらい当てる事により皮膚の感覚がなくなってきます。そうしたら外して感覚を戻してから当てるを繰り返すと良いです。
・compression【圧迫】
炎症を抑える為にもバンテージやラップを使います。注意点は強く巻き過ぎないようにする事です。しびれや変色を感じたらすぐ外しましょう!
・Elevation【挙上】
患部が下腿の場合は下半身に血流が密集してしまうので内出血を起こしやすくなります。全身に血液が巡らないと身体は回復しないので、なるべく心臓よりも上かクッションなど引いて高さを作りましょう。
03:当店のアプローチ
当店では患部だけではなく身体全体を施術、トレーニングを入れた上で再発防止までを目指します。
例えば骨盤が後ろに倒れると股関節は外側に捻じれて、前に倒れると内側に捻じれます。その状態で走ったりジャンプをすると怪我をしやすくなります。そしてその骨盤が前後に動いてしまうのは上半身も関わってくるので、全体を施術をする必要があります。
サッカーをしている皆さんはトレーニングはされていると思います。実際にどの筋肉を意識するか?トレーニング、鍛える筋肉はどの場面で役立つか?関節はどれくらい動いて、どこでどの筋肉が動くかなど。理解が深まる事で効率的なトレーニングやパフォーマンスアップを目指せます。
04:パフォーマンスへの影響
怪我をしににくなるのはもちろん、走力、キック力、ジャンプ力など予防だけではなく、パフォーマンス向上も期待できます。
少しでも足が速くなったり、ボールが遠くに蹴れたり、逆足で蹴れるようになったりと出来るようになる事が増えると、プレーの幅も広がります。
05:最後に
筆者も6~18歳からサッカーをやってきました。その中で捻挫、打撲、肉離れ全てを経験しました。その都度試合に出れない、リハビリは辛いなど試合に出れなくて悔しい気持ちを何度も経験しました。
皆さんにそういう思いはしてほしくないので、怪我しやすかったり予防していきたい方は是非一緒に怪我しない身体を作っていきましょう!