歩行困難になる前に強剛母趾を予防しましょう

歩行困難になる前に強剛母趾を予防しましょう

強剛母趾とは

強剛母子とは変形性関節症の一つで、足の親指の骨(基節骨)と骨(第一中足骨)の間の母趾中足趾節関節の軟骨が擦り減った状態のことです。
人は骨と骨のつなぎ目にある関節を使って指や体を動かしています。骨の表面には軟骨に覆われており軟骨の役割は関節の動きをスムーズに行う働きがあります。

強剛母趾の症状

関節部分に痛みや痺れが生じ、特に指を反らす動きをすると激強い痛みが出ることが多いです。上に既に指が反ってしまっている方は常に痛みがあることが多いです。
重度になってくると指が動かない状況になり、中足骨や基節骨の母指に関与している骨がねじれた状態で固くなります。

なぜ強剛母趾になるのか

ハイヒールを履き続けて指が反った状態が長かったり、歩き方が崩れて指に体重が乗らなくなると発生しやすくなります。指に痛みが発生し、母指中足趾節関節が固まって自動運動が困難になります。

また、足のアーチとも関係性があります。「土踏まず」とも呼ばれ、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3種類があり、バネやクッションの役割があります。
いわゆる偏平足やハイアーチなると足裏の筋肉が固くなり骨のねじれが発症し痛みに変わり変形してしまい強剛母趾になってしまうこともあります。

 

強剛母趾にならない為に

強剛拇趾を改善、予防するためには自分に合う靴を履く、歩き方の見直し・改善、足のアーチの改善が挙げられます。変形してから改善することは難しいので、早い内に予防することが重要です。

まずは普段から自分に合う靴を履きましょう。購入される時は履いてみるだけではなく少し歩いてみて指が使えて歩いている感覚があるかどうかを確認してみてください。靴が親指や小指の骨に当たる感覚や指先まで体重が乗りにくい場合、痛みがありましたら別の靴を選びましょう。

足のアーチや指の力を使えるようにすることも重要です。足のアーチに合わせてゴルフボールを転がしたり、タオルギャザーなどで指の筋肉を使えるようにすることがおすすめです。

博多足改善センターの施術

強剛拇趾の場合、強い変形や骨棘の形成による痛みは外科的なアプローチが必要となります。
ただ私たちが対処できる強剛母指は中程度までの方であれば可能です。

当院では根本から歩行、重心の位置、筋肉や骨を全身を通して診ていきます。それは、強剛拇趾は指だけの問題ではなく歩き方などの日常生活の足への負担をなくす必要があるからです。
更にテーピングや運動指導、歩行指導もしっかりとし、日常から身体を変えて強剛母趾の痛みが再発しないお身体の状態を目指していきます。

まとめ 

強剛母趾は重度になればなるほど改善が難しくなっていきます。また、放置して自然に改善することもほとんどありません。
なってしまったとしても痛みは歩行、生活、身体の硬さなど原因をしっかり見極めて施術していくことで改善できるので諦めずに博多足改善センターへお越し下さい。